Original voice drama　Logical labyrinth

黒の魅惑　世界の入口
夢の中の　ホントの現実
あの日が　焼き付いて　
最期にあった君の笑顔

背けていた視線
自分のセカイに向けて

消えていく今の自分に
もう一度出会わぬように

聞こえる？　紡がれるストーリー　世界にひとつだけのお話
囁く　優しい声たちが　いざなっていく　カラフルな世界へと
どうか私を見つけてください　ずっと待ってるから
広い世界の中では　なんて　私　ちっぽけなんでしょう

御伽噺の世界に　迷い込んだ　ある日の私　
絵本のページめくるたびに　探していたもの
幸せってなんだっけ　どこにあるかって　そうやっていつも　
追いかけてる　モノクロな世界で　青い鳥を　一人　ずっと

世界はこんなに広くても　何も知らずに　走り続ける
幸せの青い鳥なんて　いつまでも追いかけてる私は
空っぽな心に　張り付いた笑顔に　空虚な日々に
ただずっと　目をそらし ていたいの　逃げ出したいだけなの

御伽噺は　ここで　終わりにしましょう　あの日の私　　
絵本のページめくることで　見つけた真実
カラフルな世界で　明日からは　笑いあえるよ
青い鳥は　私のちかくに
そうよ　ここにいたのだから

この両手が生み出す　数え切れない音たちは
取り巻く世界　自分の未来　その一部に過ぎず
数式の中に求めてた答え　自分の未来
世界はそれでも　わからないことばかりで

振り向けばあるのは自分の足跡
歩くべき道は振り向いた先ではなく目の前にある

朝もない、夜もない世界のその片隅で
正しいと信じたものは 中身のない虚像
失ってからでは遅いと　聞こえた声
耳をふさいでた見えないフリをしてた

新しい譜面を奏でるように
新しい数式を説くように
世界を見られたら
答えも進むべき場所も　見つかるでしょう　
高鳴る鼓動は　明日へのカウントダウン

夢の続きが知りたい
だから僕は夢を見るのだろう
繋いだ手を離さずにいて
ひとりきりは怖いから
夢の終わりを知ってて
僕は何を望むのだろう
君はきっと　見つけられるよ
ひとりきりではないから

繋いだ　手と手
君 と僕は
この長い夢で
一体何を探してる？
一体何を待っている？

夢の終わりを見つけて　
閉じた瞳を開けてみたら
知らなかった世界を見つけられる
貴方と出会えたから

探してたのは　終わりなんかじゃなくて　
明日への扉　はじまりの合図
繋がる未来　紡いでく

最果てにあるという　ひとつの答え
一体何なのか　ひとり探す

いつだって心は空っぽで
君の瞳には何も映らない

世界をすべてを　嫌いになれば
自分を守れると　信じていた　
だけど貴方に会って変われたから

ふたりならなにも恐れない
囁く声の導く先に
さあ　世界の果てへ行こう

ある日の　片隅に　置き忘れた
思い出の　欠片　掻き集めていた

一枚の絵にしてみても　なぜだか　どうしても　ないの
最後の1ピース　あの日の記憶

一度壊してしまっても　直すのは簡単だと言い聞かせた

完成しないパズル　
見つけ出す　忘れていた大事なもの
見つけてね　忘れていた大事なもの

真っ白な　箱の中　眠れる少女
消えそうな　子守唄　流れる雫
無数にのびる管　繋がるその先には
しゃべらない　無機質が　数だけを刻むの

その瞳はまるでガラス玉みたいで
色んなものを映してしまった
ずっとここで眠り続けるつもり？
耳を澄ましたら聞こえるはずだよ

宝箱にしまって　深く沈めた　気持ち
ほんとは　誰かに見つけて　ほしくて
やさしさも　ぬくもりも　わたしにとっての居場所も
絵 の具を落としたみたいに鮮やかな世界も
ここには　あるから

握られたその掌　　
流れる雫は涙
真っ白な世界の少女は
もうひとりのわたし

世界は廻る　脳内の空想空間で
指先から生まれる新たなる始まり

公差する記憶たちが紡ぐ
世界が　すべてのはじまり

解けない鎖を時空で隠して
現実に絡まって動けない
言葉を何度も反芻する
夢の続き　迷い人たち

指し示す先に一枚の鏡
向き合うものを映し出す
変哲 もない一枚板
一人の夜はもう来ないよ
言い聞かせて

空想が現実に変わっていくよ
幻（いま）という奇跡
私たちはきっとそんな曖昧な存在

狭間に落とした欠片
かき集めて
世界作るの

ちっぽけな　密室で　ただ一人　繰り替えす
夢のような　その日々を　映し出すたび
一瞬の光に目を背け続けた
心の中　閉ざされた扉のその先に

目の前に現れたひとつの人影は
何処かで出会った気がした
何も映さないふたつのガラス玉が
一瞬だけ見せた　私への目印（サイン）

論理迷宮に迷い込んだ
何も知らなかった私
ただ見つけたかった
本当の解答（こたえ）
現実と夢の狭間で
螺旋に絡まった願いは
映さないガラス玉を壊して
迷宮の出口へ

開かれたそこには
一番 見たくなかった
自分の現実（リアル）があるけど
わたしたちなら共に歩いていけるはずだから